お焼香のマナー 

豆知識② お焼香のマナー

焼香の正しい手順について紹介します。

 

①前の順の人が焼香を終えて着席したら、席を立ち、焼香台の前に移動します。

②焼香台の手前まで移動し、遺族に一礼します。そして、焼香台に一歩近づいて遺影に一礼します。

宗派ごとに定められている回数の焼香を行い、合掌して一礼します。

④再び遺族に一礼して、席に戻ります。

お焼香は何回するの?

焼香回数や作法 線香をあげる本数や、抹香を香炉にくべる回数は、宗派によって違いがあります。 一般的には、線香は1本か3本、焼香は1〜3回行えば十分です。 その宗派の作法がわからなくても、心を込めて焼香すれば、とくに違いにこだわる必要はありません。

数珠の使い方

 

最近は数珠を持っていない方も多いようですが、焼香のときは持っていた方がよいでしょう。

数珠は基本的に房を下にして左手で持ちます。その理由は、左手は清浄な仏の世界、右手は私たちの住む信仰の世界を指しているためと言われています。移動の際は手首にかけるか、左手で持ちます。

そして、短い数珠の場合は両手を合わせて親指と人差し指の間にかけ、房を真下に垂らした状態で合掌します。長い数珠の場合は二重にして左手の親指と人差し指の間にかけて合掌します。

椅子や畳の上に無造作に置くのは避け、 席を離れるときはバッグなどにしまうようにしましょう。数珠の貸し借りもマナー違反とされています。数珠は持ち主の分身とも考えられているので本来はあまり貸借りするものではありません。しかし、お葬式で数珠を忘れてきてしまった場合、葬儀会社や葬儀会場の人に聞いてみると予備の数珠を貸してもらえることもあります。

また、数珠は仏様を拝み、故人の冥福を祈る大切なものですから、小さなお子様が遊び道具にしてしまわないように注意が必要です。

   まとめ

宗派によって作法が違うため、葬儀や法事に参列した経験があっても焼香のやり方に悩んでしまうかもしれません。しかし、一番大切なのは故人の冥福を祈る気持ちを表すことです。回数や順番、宗派などの表面的な形を守ることも重要ですが、焼香の意味や基本的なマナーなど作法を知り、真心を込めて丁寧に焼香を行うようにしましょう。

葬儀について相談したい、見積もりが欲しいなど、どんな些細なことでも構いません。お悩みの方はお気軽にすみだ式典にご相談ください。

 

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