豆知識① お香典のマナー
お通夜や告別式に参列するときに迷ってしまうことってありますよね。そんなときにお役立てください。
◎基本的にお通夜や告別式に使われるのはご霊前になります。
◎外袋の正しい表書きの書き方
仏式の場合、四十九日以前に香典をお供えする場合は「御霊前」、四十九日以後に香典をお供えする場合は「御仏前」と書かれることが多いですが、他にも「御香典」や「御香料」でも問題ありません。
◎名前はフルネームで書きましょう。
◎名前はご霊前の字よりも少し小さめで、できれば薄墨で書くといいでしょう。
◎連名の場合は右から順に目上の人。連名に特に上下がない場合は五十音順に書くといいでしょう。
◎遺族は、香典や芳名帳に書かれた内容で故人との関係を把握したり、お返しの内容を変えたりすることがあるため、香典はできる限り連名ではなく個人で用意するのがいいです。
◎会社関係の香典の場合は、会社名、部署名、役職名を入れ、会社名は略さず正式名称を記入しましょう。
ただし、どうしても連名にする場合は、名前を書くのは多くても3人までです。
それ以上の場合は「◯◯株式会社 ◯◯部一同」と書くか、代表者のフルネームを書き、その左に「外一同」と書きます。
・会社関係者に出す場合 「有志一同」や「社員一同」など
・バイト先・パート先に出す場合 「パート一同」や「アルバイト一同」など
・学校関係者に出す場合 「生徒一同」や「PTA一同」など
金額が5,000円程度までであれば、水引が印刷されたものでもいいですが、10,000円以上なら、本物の水引がかかっているものを選びましょう。さらに、30,000円以上では、高級和紙に銀色の水引のもの、100,000円以上なら、さらに手の込んだ装飾がついているものなど、金額が上がるにつれて香典袋も立派なものを選ぶのがおすすめです。
香典のお札の正しい入れ方
◎新札は避けましょう。
新札しかない場合は一度折り目をつけてから使いましょう。
◎一般的にお札は中袋に入れます。お札の向きは中袋を表にしてお札を《裏向き》で入れることがマナーです。
基本の金額
◎香典の金額は最低3000円からです。
◎友人、知人が亡くなった場合は3000円~10000円が相場です。
◎一般的に30代以上であれば5000円以上が相場です。
◎友人、知人の親が亡くなった場合は3000円~10000円が相場です。
お香典 漢数字
香典で避けるべき金額
◎結婚式のご祝儀と同様、香典も偶数は避けたほうがいいと言われています。
◎偶数は割り切れる数字なので、故人とこの世の縁が切れてしまうことを連想させるからです。
どうしても偶数になってしまう場合は、「御霊前」と「御供」など、2つの香典にわけて渡す方法もあります。
◎さらに、「4」は「死」、「9」は「苦」を連想させるので、注意が必要です。
また、4や9ほどではありませんが、「3」も「惨(みじめ)」を連想するため、嫌がられる場合があります。渡す相手によっては注意したほうがいいでしょう。
まとめ
・お香典の金額は故人様との関係性・あなたの年齢・地域によって変わります
・大切なのは奇数・偶数ではなく、ご遺族の負担を考えた額であるかです
・親族様への香典の場合は、事前に信頼のできる親族関係者に伺ってから決めることをおすすめします
お香典についてご紹介してまいりました。
気持ちよく故人様をお送りするためにも、後に金額がもとで関係がこじれるといったことは避けたいものです。
社会人・大人として恥ずかしいことのないよう、思いやりや気持ちを伝えるものだと思ってお香典のマナーを守り、準備していきましょう。
◎お葬儀に関するお悩みご質問などございましたら、どんな些細なことでもお気軽にお問合せ下さい。
すみだ式典が責任をもって、丁寧にお答えしてまいります。
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